よくあるご質問
よくいただくご質問について、お答えいたします。
脳機能訓練は脳トレとは何が違うのですか?
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脳トレには、一時的な脳活性化を楽しむことを目的にしているものも含まれます。それに対し、脳機能訓練は認知機能の維持改善を目的としています。 脳機能の維持改善のためには、場当たり的な提供ではなく運営システムが必要です。 【らくしゅう式の運営システム】 ・確かな改善実績あるプログラムを使用する ・正しい実践方法を学んだ実践士がおこなう ・楽しむことが何より大事/無理強いしない適切なサポート ・認知症の状態にあわせてレベル調整し、自信を失わせないスキル ・継続して取組める環境の維持 |
脳機能訓練と認知症予防の関係は?
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WHO(世界保健機関)が2019年に発表した「認知機能低下および認知症のリスク低減のためのガイドライン」では、対策のひとつとして認知トレーニング(脳機能訓練)が推奨されています。 実際に、自治体の予防教室などで脳機能訓練に取組むことで、認知症テストの成績向上が確認されています。 |
2025年問題とは
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団塊の世代と呼ばれる高齢者層が後期高齢者になるのが2025年。5人に1人が認知症になるという予測されています。 また、医療費や介護費の負担が増大し、国の財政がひっ迫することや、介護人材不足の問題、ビジネスケアラー増加による経済損失など社会的な課題も内包しています。 介護人材が増えなければ、介護施設経営にも大きなリスクが生じます。人員不足により通所受け入れができない、ヘルパー派遣を断念、入居を断る、など問題が生じます。また、在宅高齢者が適切な介護を受けられなければ、要介護度の進行は早まり、認知症発症や重度化のリスクが高まります。 |
自宅で親に実践するときの注意点は?
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「認知症になっちゃうから、やっておいて」ではいけません。 高齢者を不安にさせたり、心理的に圧迫させないようにしましょう。 自分と一緒に頭の体操に取り組もう!お父さん(お母さん)の認知症予防になるし、自分自身の脳活性化にもなり一挙両得である、ことを伝えると、とてもスムーズに導入できます。 「知識編」動画やNHKで紹介された動画も有効です。 「おうちde脳活性化プラス」実践講座ではご家族が実践する際のサポート方法を学べます。 |
どのくらいの頻度で行えばいいですか?
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1回15分、週3〜4回を目安としてください。週1回しか取組めない場合は、1回50〜60分が目安となります。一度にたくさん取組むよりも、継続して取組むことが大事です。 |
SNSなどに発信していい?
写真撮影の注意点は? |
OKです。 個人資格、法人資格を問わず、その活動を発信することは、認知症予防・進行予防の普及活動につながり、大変意義深いことです。 実践の様子を撮影するときには、施設利用者さんの個人情報には十分注意ください。 ご本人とご家族にも許諾を得るなど、細心の注意も必要です。 取組みの様子を撮影する場合、特に「顔出し」である必要はありません。手元を写したり、全体を写したもので、十分に雰囲気は伝わります。逆に、高齢者の表情よりも、スタッフの楽しそうな笑顔が写っている方が、好印象です。いきいきした表情の実践士の様子をぜひアップしてくだい。 #脳活性化プラス#脳活性化プラス実践士#認知症予防 |
地域で、いわゆる「脳のための健康教室」や認知症予防のための「活脳教室」を開催したい。シニアマーケットに活用したい
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「脳活性化プラス実践士リーダー養成講座(旧名:実践士1級養成講座)」にお申込みください。3ヶ月コース。 動画講座で脳活性化についての知識と基本的な実践方法が学べます。 実践士2級資格を取得し、認知症予防プログラムを実践することができます。 【3ヶ月コース】 課題教材が毎月送付されます。でそれを高齢者に行いながら認知症予防に重要な合計48個のプログラムの実践方法が習得できます。 予防教室開催にあたり、運営ノウハウなどのアドバイス講習を予定しております。 |
親が認知症と診断されました。いまから脳活性化プラスを実践しても効果はあるの?
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早速はじめてください。 ご家族皆で暗い気持ちになるより、前向きな行動をおすすめします。教材を通じて、前向きな会話がうまれ、笑いがうまれ、脳活性化効果が得られます。 認知症の方は、特に意欲が継続しないことが多いので、継続的なサポートで実践しましょう。 |
親が認知症かも、と不安です。どうしたらよいですか? |
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認知症発症の有無は、認知機能を調べる簡単なテストを受けて診断されます。まずはかかりつけ医に相談しましょう。早期発見が重要です。 病院へ行きたくないという方も多くおられます。その場合は、ご本人の「生活習慣の改善」について対処してください。例)閉じこもりがちであれば、機会をつくって外出を促す等。その他いくつかの重要な取組みを行うと改善が期待できます。(認知機能改善のためのWHO推奨12項目) その一つが高齢者と一緒に取り組む「認知トレーニング」なのです。最も手軽で、身近な人(ご家族や介護者・介護士)が機会をとらえやすく、実効性のある取組みです。脳活性化プラスでは、教材プログラムを豊富にご用意しています。早期の取組み開始をおすすめします。 |
「脳活性化プラス」をご家族と高齢者が取り組むと どのような効果がみられる? |
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受講者と高齢者の双方の「表情」や「会話」に、良い変化が見られるでしょう。 脳活性化プラスをはじめると、教材にまつわる新しい「話題」がたくさん増えたおかげで、楽しそうに笑ったり、思い出を懐かしんだり、拍手して喜んだり…最近見られなくなっていた、その人らしい表情を見ることができた、というのが最も多い効果です。相乗効果により感情が安定して、おだやかな表情が多く見られることも。 また、言葉が出にくくなっていたり、思っていないことを言ってしまうような方では、丁寧な音読や会話により、今の感情について語りだしたり、久しぶりに聞くようなその人らしいフレーズなどがスッとでてきた、という方もいます。 脳活性化プラスによる認知症予防とは、その人らしい言動や正しい認知力を少しでも維持・回復できるよう脳に働きかけることです。 受講者の方には、親御さんに『身の回りの確認事項や指示ばかりしていた』という方が多くいます。それ自体はとても大切なことですが、それ以外の特別な会話の時間をもつことが、親子で行う「認知症予防」のためには最も重要なことなのです。 受講者には、サポーターとしての心得や声かけなどの工夫もお伝えします。安心してはじめてください。 |